【話題・電池】フォードがLFP電池を26年から米国生産、EVは安くなるか?

フォードは電気自動車(EV)向けのリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する米国初の工場を2026年に稼働させる。充電速度の向上と寿命の延長を実現する同電池は、EVの選択肢を広げ、価格低下にも貢献しそうだ。

新しい電池が米国にやってくる。

フォード(Ford)は2月13日、ミシガン州に新工場を建設し、自社の電気自動車(EV)用のリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する計画を発表した。新工場建設には35億ドルの費用を見込み、2026年に稼働を開始する予定だ。完成すれば、米国でリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する最初の工場となる。

ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は、工場建設計画を発表する記者会見で「重大な出来事です」と述べた。電池の選択肢が広がることで、フォードは「より多くのEVをより迅速に製造し、最終的にはより手頃な価格で提供できるようになります」とフォードのビル・フォード会長は話す。

フォードがLFP電池を26年から米国生産、EVは安くなるか?(MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan)

Meet the new batteries unlocking cheaper electric vehicles

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