【施策・超小型EV】電動キックスケーター、7月から全国統一ルールに…時速20キロ以下は免許不要

普及が進む「電動キックスケーター」について、警察庁は19日、全国統一の新たな交通ルールを7月1日から導入する方針を明らかにした。2024年春をめどに導入予定だったが、地域や車体によって異なる現行ルールについて「分かりづらい」との声があり、開始を事実上前倒しした。

電動キックスケーターは立ち乗りの二輪車で、現行法では原付きバイクに分類されている。国は20年10月以降、各地に「特例地域」を設け、自転車道の走行を容認するなどの規制緩和を実施。21年4月にはヘルメットの着用を任意に切り替えるなどした。

この結果、特例地域で車体の貸し出しを行うシェアリング事業者は当初の3から15に増え、東京23区を含む19都府県でサービスを展開。街中で利用する人が急増したほか、個人でスケーターを購入して移動の足として使う人も増えた。

一方、特例地域とそれ以外、シェアリングと自家用でそれぞれ異なるルールが適用されることから、利用者から「何が交通違反なのかが分かりづらい」などの声がある。シェアリング業界からも「早期に統一ルールを定めてほしい」との要望が高まり、昨年4月に新たなルールを定める改正道路交通法が成立していた。

電動キックスケーター、7月から全国統一ルールに…時速20キロ以下は免許不要(au Webポータル)

 

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