【自動運転・海外】中国、自動運転車は配送業務に止まらず 小売・セキュリティーなどで多方面で活躍

複雑な道路状況の中でもドライバーなしで的確に障害物を回避し、休憩無しで24時間配送が可能になる…近年、小さく小回りがきく自動運転車が徐々に人々の目に触れるようになり、中国の都市生活サービスの輝かしい風景になりつつある。新型コロナ期間の「非接触型」の感染予防物資輸送や、公園にある「手を挙げれば停車してくれる」小売型自動運転車など、自動運転車は現在、さまざまな応用シナリオの下、都市生活に便宜をもたらしている。今年、上海の新型コロナ予防・抑制情勢が最も厳しかった時期に、電子商取引(EC)プラットフォームの美団や自動運転車サービスプラットフォームの新石器慧通(北京)科技など、複数の企業が自動運転車を配置し、コミュニティー、病院、仮設病院などの差し迫った物流輸送力需要に応えた。美団を例に挙げると、自動配送車は15のコミュニティーの感染対策・供給保障業務に参加し、配送受注件数が累計で54万件を超え、ボランティアの負担を軽減した。自動運転車は人工知能(AI)、ロボット、新エネルギーという三重の優位性を活用し、宅配・配送市場で潜在力を示している。新戦略低速自動運転産業研究所の報告によると、2021年、国内の自動運転配送車の市場における稼働台数は急速に増え、商用化されたものが2千台を超えた。自動運転配送車は車載ツールの自動運転化と配送段階のインテリジェント化により、労働力コスト引き下げや「ラストワンマイル」における物流配送効率の向上の方面でポジティブな効果を発揮している。

中国、自動運転車は配送業務に止まらず 小売・セキュリティーなどで多方面で活躍(Yahoo!ニュース/36Kr Japan)

 

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