【話題・企業】多くの投資家にはわからないソニー独自の事業戦略 電気自動車に手を出した真意とは

多角化戦略を採るソニーは、電気自動車事業への参入も始めているが、この採算に関しては多くの投資家が懐疑的だ。しかし、この事業参入は独自の戦略に基づいており、真の意図は別にあると、英紙「フィナンシャル・タイムズ」は分析する。2022年3月、ソニーとホンダが電気自動車を共同で開発すると発表した。このトップ企業2社による提携は、当時日本では大きな話題になった。しかし、当初の期待の一部はすでに薄れてしまった。10月、両社は、最初のモデルを2026年にアメリカと日本でオンライン販売すると発表している。これはイーロン・マスクによる2008年のテスラ初の電気自動車発売から18年後なのだ。それでも2社による新たな電気自動車会社は、テスラに対抗しうる存在になるかもしれない。しかし、同時に、ソニーがアップルのiPodやiPhoneに負けた2000年代が思い出される。ソニーがデジタル時代に合ったハードウェアの開発に乗り遅れた当時と、今回の動きが似ているのだ。

多くの投資家にはわからないソニー独自の事業戦略 電気自動車に手を出した真意とは(Yahoo!ニュース/クーリエ・ジャポン)

 

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