特定の条件下でシステムがすべて操作する自動運転の「レベル4」や、自動配送ロボットなどに関する新たな交通ルールを定めた改正道路交通法について、警察庁は27日、来年4月1日に実施する方針を決めた。関係の政令案などについて、28日から11月26日まで一般から意見を募る。今回の改正道交法は今年4月に成立し、公布された。限られた区間などで、運転者がいない状態でシステムがすべて操作するレベル4の自動運転の実用化にむけた規定を整備。事業者などは自動運行の計画を都道府県公安委員会に申請し、許可を受ける。過疎地などで無人の車両が遠隔監視の下で走る「無人自動運転移動サービス」を当面想定している。
自動運転レベル4、来年4月から可能に 配送ロボットの新ルールも（朝日新聞デジタル）