【話題・自動運転】完全自動運転、人の遠隔支援なしでは無理か

自動運転車(AV)は、何らかの問題が発生した時に遠隔操作で手助けできるよう、離れた場所から常に人が監視する必要があるとの見方が業界で増えつつある。ロイター通信によると、AVは、コンピューターと人工知能(AI)が人為的な間違いによる事故を劇的に減らすという大前提に基づいて開発や投資が進められてきたが、自動運転ソフトウェア・システムには、予期せぬ事故やエッジケース(極端な状況)に直面した時、人のように素早くリスクを予測・評価できないという短所がある。ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のAV開発子会社クルーズ(Cruise)のカイル・フォクトCEOは最近、人による遠隔監視を排除すべきかという質問に「必要な時に助けてくれる人が常にそこにいることで、顧客に安心感を与えられる。それを排除したい理由が分からない」と答え、初めて遠隔オペレーターの長期的な必要性に言及した。

完全自動運転、人の遠隔支援なしでは無理か(U.S. FrontLine)

完全自動運転、人の遠隔支援なしでは無理か

Tagged on: ,