【話題・提言】「EV = 日本で普及しない」といまだに言い続ける人たちへ あなたたちは基幹産業を弱体化させる ..

環境性を議論するには、LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)と呼ばれる手法を使い「製造から廃棄まで」の総排出量を考える必要があるが、EVは搭載されている電池の製造過程において多くの二酸化炭素を排出するほか、火力発電を使うと排出量の削減にはならず、内燃機関車やハイブリッド車(HV)のほうが低排出という理論だ。これは、主に内燃機関車の販売により利益を上げる既存自動車メーカーや化石燃料業界に多く見られる主張で、例えば、2019年にマツダと工学院大学が共同で「Estimation of CO2 Emissions of Internal Combustion Engine Vehicle and Battery Electric Vehicle Using LCA(LCAを用いた内燃機関車とバッテリー式電気自動車のCO2排出量推計)」(著者:Ryuji Kawamotoほか)の論文を通じて同様の主張を発表している。本稿では改めてこれらの主張が正しいかどうかを検証し、なぜ世界が足並みをそろえてEVへの移行にかじを切っているのか、そして世界で予定されているEVを普及させるための動きについて解説する。

「EV = 日本で普及しない」といまだに言い続ける人たちへ あなたたちは基幹産業を弱体化させる …(Yahoo!ニュース/Merkmal)

 

Tagged on: ,