【話題・海外】EVだけじゃない、中国が「メタノール車」普及にも本腰

中国政府は、メタノールを燃料とする自動車の普及に本腰を入れ始めた。メタノールは従来の燃料と同じくらい強力でありながら、より環境にやさしい。だが、普及させるにはいくつかの課題がある。中国政府は、2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量をピークアウトし、2060年までにカーボンニュートラルを実現するという野心的な目標を掲げ、電気自動車の採用において世界を牽引している。だが、政策として取り組んでいる環境にやさしい自動車の選択肢は、それだけではない。中国の工業情報化部は2022年9月16日、「メタノール自動車の普及を加速させ」「グリーン・メタノール + メタノール自動車のモデルを検討する」と発表した。その翌日、中国国家エネルギー局のチャン・フェン(張鋒)局長は、同国が「グリーン水素、メタノール、アンモニアなど、化石燃料を置き換える新たな方法を積極的に模索している」と述べた。

EVだけじゃない、中国が「メタノール車」普及にも本腰(MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan)

China is betting big on another gas engine alternative: methanol cars

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