【話題・自動運転】自動運転車に“目”を付けると交通事故が減る? 東大がVR動画で検証

自動運転車に“目”を付けることで歩行者たちに意図を伝え、交通事故を減らすことができるか?──東京大学は9月20日、このような検証実験を行ったと発表した。自動運転車の社会実装に向けた課題の一つである「周囲の人間との意思疎通の難しさ」を解決するために、車両に取り付けた目から歩行者に視線を送ることが安全性向上に有効か、検証を行ったという。まず研究チームは、自動車のフロントバンパーにモーター駆動で視線を動かせる目を取り付けた実験車両を製作。車両が走行、停止する様子を道路を横断しようとする歩行者の視点で撮影した。実験では歩行者が急いで自動運転車の前を横断する場面を想定。実験参加者が歩行者となり、道路を渡るべきか止まるべきかをVR動画を見てもらうことで判断させた。この際、車両の目や視線の有無で結果が変わるのか検証した。

自動運転車に“目”を付けると交通事故が減る? 東大がVR動画で検証(ITmedia NEWS)

 

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