【話題・自動運転】焦点:「エッジケース」で思考停止も、完全自動運転は結局無理か

人間が一切操作しない「真の」自動運転車(AV)の開発を約束し、スタートアップ企業はこれまで投資家から何百億ドルもの資金を調達してきた。しかし、業界関係者らは現在、AVがトラブルに直面するケースに備え、人間の管制官が遠隔地から見守ることが永久に必要になるのではないか、との見方を強めている。コンピューターと人工知能(AI)を使えば、人のミスによる事故を劇的に減らせるというのが、AV開発の前提となっている。ところが、落とし穴があった。人より安全に運転できるAVを製造するのは極めて困難なのだ。その理由は単純で、自動運転ソフトウエアには、人間のように迅速にリスクを評価する能力が欠如しているということだ。とりわけ「エッジケース」と呼ばれる想定外の出来事に遭遇した際に思考停止してしまう。

焦点:「エッジケース」で思考停止も、完全自動運転は結局無理か(ロイター)

 

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