【企業・電池】トヨタ、日米でEV電池生産に7300億円投資

トヨタ自動車が電気自動車(EV)向け電池の生産へ本格的に動きだした。31日、日本と米国で電池の増産に最大7300億円(約56億ドル)を投資すると発表した。米国でホンダが大型工場の建設を決めるなど巨額投資が相次いでいる。EVシフトの進む米国を中心に、主要部品の電池を自前で生産し確保しようとする自動車各社の競争がさらに激しくなりそうだ。トヨタは日本国内の工場に4000億円を投じ、米国で建設予定の電池工場にも3250億円(約25億ドル)を追加投資する。2024~26年の生産開始を目指す。トヨタは21年12月、30年にEVを350万台販売する方針を掲げ、電池の年産能力は280ギガワット時分を確保するとしていた。一方、21年5月時点では電池の生産は6ギガワット時分しか保有していなかった。電池には30年までに生産設備のみで2兆円を投資すると表明していたが、今後どのような形で量産するかは不透明な部分が多かった。

トヨタ、日米でEV電池生産に7300億円投資(日本経済新聞)

 

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