【企業・次世代モビリティ】竹中工務店と日立ら、パーソナルモビリティの自律走行に向けた実証実験

竹中工務店、日立製作所、gluonの3社は8月5日、屋内外でのパーソナルモビリティの自律走行を見据えた、デジタルツインの構築および走行実証に関する本格的な取り組みを共同で開始すると発表した。パーソナルモビリティとは、手軽な移動手段となる1〜2人乗り程度の車両のこと。同実証では電動車いすを活用する予定。同実証を通じ、都市・建物とパーソナルモビリティのリアルタイム連携や、リアル空間・バーチャル空間のシームレスな連携を実現するという。例えば長距離歩行に不安を感じる方への移動手段の提供など、実社会への普及・展開を目指すとのことだ。一般的にパーソナルモビリティの自律走行には、対象エリア内を事前に走行させて独自のマップ情報を作成する必要があり、範囲が広い屋外での自律走行実現に課題があるという。また、現状では一般的に、屋外自律走行の安全性確保のためにモビリティに装着せざるをえない多くのセンサーを削減することも課題とのこと。

竹中工務店と日立ら、パーソナルモビリティの自律走行に向けた実証実験(BIGLOBEニュース)