【企業・電池】EVのゲームチェンジャーは「全固体電池」未来への開発競争でしのぎを削るHondaの挑戦

全世界規模で普及の進むEV(電気自動車)。そのEV普及のカギといわれているのが、「全固体電池」です。全固体電池は、これまでのリチウムイオン電池に比べてバッテリー性能が飛躍的に進化し、それを開発した企業は自動車業界の業界地図を変えるかも知れないといわれています。この革命的な全固体電池の開発とはどのようなものなのか、そして激しい開発競争に挑むHondaの現在地もご紹介します。ご存じの通り、今、自動車業界では全世界的にEVの開発が進んでいます。Hondaは、2050年に、全ての企業活動におけるCO₂排出量を実質ゼロにすることを宣言。2040年には四輪のEVとFCVの販売比率を全世界で100%にすることを目指しています。すでに2020年には初の量産EV・Honda eを発売するなど、EV化戦略を積極的に進めているのです。しかし、EVがガソリン車市場を越えるためにはまだまだ課題があります。ガソリン車に比べて短い航続距離や、高い車両価格といった点で購入をためらうお客様は少なくありません。さらに、家庭用充電設備や充電ステーションなどの充電インフラの整備も国によっては普及段階。特に、日本においては問題視されています。性能だけでなく、社会全体でEVにシフトしていかなければならないという点がこの課題です。

EVのゲームチェンジャーは「全固体電池」未来への開発競争でしのぎを削るHondaの挑戦(本田技研工業)

 

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