【自動運転・地方自治】自動運転車が町内巡回 太地町で和歌山県内初実験

和歌山県太地町は8月、自動で走る小型車両を使った実証実験を町内で始める。この車両を高齢者らの移動手段にしたい考えで、台数を増やす計画もある。新しい技術を使って課題解決を目指す内閣府の事業に応募し、採択された。町によると、自動運転の車両が公道を走る実験は、県内で初めてという。長さ3メートル、幅1・3メートル、高さ1・8メートルほどの車両1台が、病院や役場、スーパーマーケットなど9カ所を巡るルート(3・2キロ)を時計回りに走る。道路上に埋設した電磁誘導線から、車両のセンサーが磁力を検知することで動く。

自動運転車が町内巡回 太地町で和歌山県内初実験(紀伊民報)