【話題・次世代モビリティ】歩行支援も「3.0時代」。中国アシストモビリティ企業、ネットにつながるスマート車椅子を開発

歩行障害を持つ人のためのアシストモビリティを開発する「邦邦機器人®︎(Bang Bang Robotics)」がシリーズBで約1億元(約20億円)を調達した。出資を主導したのは清池資本(Lake Bleu capital)と博遠資本(BioTrack Capital)で、零一創投(01VC)や既存株主の長嶺資本(Longhill Capital)も出資に参加し、浩悦資本(Haoyue Capital)が単独で財務アドバイザーを務めた。調達した資金は、主に開発中の複数の新製品の生産実現と海外市場開拓の積極的な推進に充てられる。邦邦機器人®︎は約10年以上にわたり研究・開発を重ね、「ロボットのスマートコネクテッドシステムのプラットフォーム」「遠隔リハビリサービスのプラットフォーム」の二大コアプラットフォームを作り上げ、AIやIoTの性能を備えた初歩的な製品シリーズをすでに展開している。製品のコア部品に関しては、電動機や制御システム、自在タイヤ(360°小回りの利くタイヤ)まで完全に自社技術を確立し、これまでに3件の国際特許を含む約110件の特許を取得している。

歩行支援も「3.0時代」。中国アシストモビリティ企業、ネットにつながるスマート車椅子を開発(36Kr Japan)

歩行支援も「3.0時代」。中国アシストモビリティ企業、ネットにつながるスマート車椅子を開発