【スタディ・超小型EV】じつは日本は超先進国だった!? いま世界が期待を寄せる「マイクロカー」とは

マイクロカーとは何か? マイクロは「とても小さい」という意味だが、クルマが「とても小さい」という解釈は国や地域、さらに時代によって違いがある。自動車史を紐解いてみると、パッと見てマイクロカーというイメージのクルマが登場したのは、1950年代半ば過ぎから1960年代前半にかけてだった。舞台となったのは、ドイツやイタリアである。第二次世界大戦の後、各地で復興が進んでいったが、庶民と富裕層との経済的な格差も徐々に広まっていく。そうしたなかで、クルマをより身近に、より安価に、日々の移動が可能とするために、いわゆるマイクロカーが普及する。代表的なマイクロカーといえば、BMWイセッタや、メッサーシュミットKR200がある。現在、日本の各地博物館などでも展示されているが、じっくり見てみるとかなり簡素な作りだが、思い切った外観デザインはユーモラスに感じるような斬新性があると感じる。

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