【話題・地方自治】マイカー輸送、近距離を自動運転…細る足、対策打つも横たわる難題

青森県八戸市の南部にある島守地区。早朝、山あいの集落の道に、春日惇夫さん(69)のマイカーである軽乗用車が止まっていた。60代女性が乗り込んだ。春日さんは車で15分かけ、女性の勤務先がある市中心部行きの路線バスが止まるバス停まで送り届けた。今年4月に同地区で始まった「自家用有償旅客運送」の一コマ。国が2006年につくった制度で、バスやタクシーのない交通空白地において、住民などがマイカーを使って乗客を輸送する事業だ。人口約1700人の島守地区は、10年前から500人超減り、高齢化率は50%近い。利用者減などを理由に、地区と市中心部を結んでいた民間のバス路線は、21年3月末で

マイカー輸送、近距離を自動運転…細る足、対策打つも横たわる難題(朝日新聞デジタル)

 

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