【インフラ・海外】「EV大国」目指す米国の死角、急速充電施設はわずか6000カ所

米国には現在、ガソリン車用の給油スタンドが15万カ所ほどある。米国では完全電気自動車(EV)の数が急増しており、新車販売台数は2012年にはわずか年間1万台程度だったが、2021年には40万台に上っている。だが、バッテリー駆動車を急速充電できる直流(DC)充電ステーションの施設数はわずか6000カ所しかない(日本版編注:充電ステーションの総数は約4万7000カ所)。米国の充電ステーションの地図を見れば、「充電砂漠地帯」がいくつも存在することがすぐに分かる。だが新車販売に占める電気自動車(EV)の割合は3%未満に過ぎないため、特におかしなことではない。大都市では急速充電器の数が増えているとは言え、EVの大量流入に対応するには十分ではない。

「EV大国」目指す米国の死角、急速充電施設はわずか6000カ所(MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan)

The U.S. only has 60,000 charging stations for EVs. Here’s where they all are.

Tagged on: ,