㈱ZMPは5月31日、現在販売中の自動運転/AI技術開発用ロボット「RoboCar 1/10X」において、新たに複数台の遠隔操作を可能にするマルチカーコントロールシステムの提供を開始した。無人で走行する自動運転・AMR( Autonomous Mobile Robot)・ロボットでは、遠隔からの監視や操作を組み合わせた実装が求められるケースがあり、遠隔監視・操作を前提としたシステムでは、監視者1人で何台までの車両・ロボットを管理できるかが運用時の採算性に大きな影響を与えるため、上位のロボットコントロールシステムが重要になる。このような研究開発を実際の車両やロボットを用いて実験するには、場所やコストの制約が大きく、シミュレーション環境上での開発も行われているが、実環境での様々な事象の再現には限界がある。(マテリアルフロー・プラス)
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