2021年に創業したベンチャー・PowerXが、5月23日、シリーズAラウンドの前半として、第三者割当増資により41.5億円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は、Spiral Capital、日本瓦斯をリード投資家に、今治造船、日本郵船、三井物産、三菱UFJ銀行など。日本瓦斯、日本郵船とは、同日に資本業務提携も発表している。PowerXは、かつてZOZOのテクノロジー部門トップを務めた伊藤正裕氏が代表を務める、蓄電池などの「エネルギー分野」のベンチャー企業。ただ、今回の資金調達で投資家となっている今治造船や日本郵船といった造船会社や海運会社と資本業務提携していることからも分かる通り、「船」にも深くコミットしている。
「電気を運ぶ船」開発するベンチャーが、国内に大型電池製造工場建設へ。約40億の資金調達(msnニュース)