【市場・自動運転】米国民の77%が自動運転の開発よりも安全性の向上を重視、米自動車協会調査

米国自動車協会(AAA)は5月12日、自動運転に関して1月13~16日に実施した消費者調査の結果を公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同調査によると、米国民の77%が自動運転車の開発よりも、安全システムの改善を自動車メーカーに求めていることがわかった。実際、AAAのエンジニアチームが計15回の実証実験を行ったところ、レベル2の自動運転車は、走行車線に入ってきた対向車との正面衝突を一度も避けることができなかったという。また、自動運転車は、走行車線を横断する自転車に33%の確率で衝突した。このような現状にあって、AAAは、回答者の85%は依然として自動運転技術に恐れを抱いており信頼していないとしている。近年、レベル2の自動運転車は公道で一般的になっており、レベル3の車両も販売されるようになった。ホンダは2021年9月8日に、米ゼネラルモーターズ(GM)およびGMクルーズと共同で、日本で展開予定のレベル4の自動運転車について栃木県宇都宮市で技術実証を開始すると発表している。

米国民の77%が自動運転の開発よりも安全性の向上を重視、米自動車協会調査(米国) | ビジネス短信(ジェトロ)

 

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