【話題・自動運転】米政府、ハンドルない自動運転車認可へ 安全基準修正

米運輸省は10日、ハンドルやブレーキがない自動運転車の公道走行を認める規制緩和を発表した。革新的なデザインを持つ次世代車の実用化に道を開くことで、自動運転分野における国際開発競争をリードする構えだ。米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が10日付で自動運転車の乗員保護に関する最終規則を公表した。特定の条件下で運転を完全自動化する「レベル4」以上の車両を対象に、自動車の設計や構造などの要件を定める連邦自動車安全基準(FMVSS)を近く修正する。従来の安全基準では米国の公道を走る車には原則としてハンドルやブレーキが必須とされていた。新たな規則は手動操作装置を持たない自動運転車を認めるとともに、乗員保護のための安全基準を明確にするものだ。米メディアは史上初の取り組みだと報じている。

米政府、ハンドルない自動運転車認可へ 安全基準修正(日本経済新聞)

 

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