【電池・スタディ】世界中のメーカーが血眼で開発!今後のEVに必要不可欠な「全固体電池」って何?

各自動車メーカーが少しずつラインナップを増やしている電気自動車。未来の電気自動車の駆動バッテリーとして、全固体電池が期待されています。全固体電池とは一体何なのでしょうか。電池は正極・負極・電解質の3要素で構成されています。負極で発生した電子が正極へ移動することで電気が発生する仕組みです。全固体電池と従来のリチウムイオン電池(二次電池)は電解質の状態が異なります。前者は固体の電解質で、後者は液体の電解質です。つまり固体か液体かの違いですが、従来型リチウムイオン電池の電解質である有機電解液は可燃性で、交通事故時などに発火するリスクがあります。一方で、全固体電池の電解質の無機固体電解質は難燃性のため、従来型より安全です。その他、低温域・高温域で動作できる点も注目されており、充電時間の短縮や冬場のバッテリー能力低下防止が期待されています。(MOBY)

世界中のメーカーが血眼で開発!今後のEVに必要不可欠な「全固体電池」って何?

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