【話題・次世代モビリティ】シトロエンが車台のみのEV提案、次世代モビリティサービス向け…CES 2022で発表へ

シトロエンは、次世代モビリティテクノロジーの共通車台として、スケート・モビリティ・コンセプトを開発した。スケート・モビリティ・コンセプトは、提携先のサービスに応じて、それぞれの用途に適したモビリティツールとして開発された。スケート・モビリティ・コンセプトの上に「サービスポッド」を袈装し、専用道路を走ることで、都市中心部をスムーズかつ適切に移動することができる。バッテリー、電気モーター、レーダーやレーザーなどを搭載しており、モーター駆動により自動運転で走行する。市街地での移動に特化しており、最高速は25km/hに制限されている。スケート・モビリティ・コンセプトには、「PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)」を装備した。これにより、移動中の快適な乗り心地を追求する。グッドイヤーが開発した「Eagle360」タイヤは全方向性で、小型の電気モーターを内蔵した球面タイヤで構成されている。このタイヤにより、車体を360度、自由に移動させることが可能になるという。なお、スケート・モビリティ・コンセプトはオープンソースで、シトロエン専用の技術インターフェースを遵守すれば、誰もがサービス部分のサービスポッドを開発することが可能という。

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