【話題・自動運転】山間の廃線跡を走る“無人車両” 地方で始まる自動運転サービスを徹底ルポ

百数十人の修行僧が日々の座禅や作務に打ち込む曹洞宗大本山永平寺近くの路線バスの停留所。その裏手から、きれいに舗装された小道が山を下って伸びている。2002年まで国道と並行するように運行していた京福電気鉄道永平寺線の廃線跡だ。永平寺開山から約780年の歴史がある土地に刻まれたこの廃線跡で、今年3月、国内で初めてシステムが運転の主体となる「レベル3」の認可を受けた無人自動運転サービスが実現した。永平寺町の第3セクターが運営する「ZEN drive(ドライブ)」だ。総延長6キロのうち、全区間を走る平日は一般道との交差点通過時などに走行を補助する運転者が乗車。一方、永平寺近くで交差点がない2キロの山道だけを走る土日祝日は、運転手が乗車しない無人走行での営業となる。運賃は大人が100円、子供は50円だ。

山間の廃線跡を走る“無人車両” 地方で始まる自動運転サービスを徹底ルポ(SankeiBiz)

 

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