【話題・次世代モビリティ】免許返納後の認知症発生を抑止か…近距離モビリティ WHILL 操作における脳の動き

WHILL社は、近距離モビリティ(次世代型電動車椅子)『WHILL』の操作時と、車の運転時におけるシニアの脳の動きを比較検証する調査に今秋より着手すると発表した。車の運転は、周囲の状況に気を配り、適度な緊張感を保つ必要があるため、注意力や判断力を鍛える効果があると言われている。そのため、運転免許を返納した人が急に認知症を発症したり、その症状が進行したりすることもよくあるという。WHILLは、シニアや歩行に困難を抱える人などを中心に利用されているほか、最近では免許返納後の移動手段として注目されるとともに、施設などでのレンタル運用としての活用機会も増えている。

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