【話題・超小型EV】ドイツのマイクロカー事情…IAAモビリティ2021

IAAモビリティ2021は、GM、ステランティス、日本勢の出展がないが、その穴をうめるように目立っていたのは「L7/L7e」カテゴリーと呼ばれるマイクロEVたちだ。クラウドファンディングなどを活用しドイツを始めとしたEU各国のベンチャーのブースが賑わっている。日本でも超小型モビリティとして法整備などが進んでいるが、道交法の制限や型式認定のハードルなどの理由で、いまひとつぱっとしない。なにより日本の道路事情では、平均的な車道で超小型モビリティと乗用車、バス・トラックが共存させることが難しい。EU諸国の古い街並みでは、以前から車両乗り入れ禁止エリアが設けられいることがある。大型トラックなどは市内への進入がかなり制限されている。市内の道路と都市や街をつなぐ幹線道路・ハイウェイの役割分担が明確なEUでは、超小型モビリティが市街地で共存しやすい土壌がある。これに加えて、昨今のカーボンニュートラル、ゼロエミッション、コロナパンデミックによる社会生活の変化が、乗用車以外の移動手段への期待が高まっている。

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