【超小型EV・地方自治】愛知県、シンガポール国大やアイシンと新興企業支援

愛知県の大村秀章知事は31日、次世代の移動サービス「MaaS(マース)」をはじめとした先端技術分野でシンガポール国立大学やアイシン精機など県内企業と共同でスタートアップの支援を始めると発表した。企業は設備やノウハウを提供し、シンガポール国立大学は技術革新に関するワークショップを開く。マースではアイシン精機が開発した1人乗りの電動超小型モビリティ「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」を活用し、公園などで実証実験を進めるほか、スタートアップと新たな活用方法を探るという。そのほか、企業のデジタル化の支援など計4つの事業が用意されている。県は一連の事業に約5600万円の予算を計上している。

愛知県、シンガポール国大やアイシンと新興企業支援(日本経済新聞)