【話題】日産のEVコンセプト『アリア』、横長ディスプレイを採用した理由…次世代コネクト搭載

日産自動車の米国部門は4月3日、EVクロスオーバーコンセプトカーの『アリアコンセプト』(Nissan Ariya Concept)に搭載された次世代コネクトシステムの詳細を発表した。タブレット端末のような縦長ディスプレイではなく、横長のディスプレイを敢えて採用した、としている。アリアコンセプトは、前後に高出力電動モーターを配置したツインモーター4輪制御システムを搭載している。瞬時に緻密なトルクコントロールが可能な電動モーターを前後に合計2基設置することによって、高次元の発進、加速性能を実現している。さらに前後のモータートルクやステアリング、ブレーキなどを統合制御することによって、雪道やぬかるんだ道などの滑りやすい路面においても優れたトラクション性能を発揮するという。アリアコンセプトでは、インストルメントパネルとドアパネルがシームレスにつながり、一体感のあるすっきりとしたダッシュボード周りには、ボタンやスイッチを配していない。システムを起動すると、インストルメントパネルに柔らかな輝きを放つハプティック(触覚)操作ボタンが表示される。物理的なボタンやスイッチは、スタートボタンと12.3インチのディスプレイモニター用の操作ノブ、そしてエアコン操作ボタンのみだ。これらは、インストルメントパネル下部の木製部分に組み込まれている。

日産のEVコンセプト『アリア』、横長ディスプレイを採用した理由…次世代コネクト搭載(レスポンス)

 

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