【新技術・自動運転】積雪や悪天候でも道路を見失わない自動運転技術

自動運転AIは自動車の各所に取り付けられた様々なセンサーからの情報を頼りに周囲状況を判断して自動車を走らせます。自動運転機能を実現するうえで、車線や標識などを認識するのに用いられるのがカメラセンサー。そして360度あらゆる方向に気を配る役割を担うのがLight Detection And Ranging(LiDAR)と呼ばれるセンシング技術です。LiDARはレーザーパルスを照射し、その反射光を受け取るのにかかった時間から周囲の物体を検知します。しかし、これらの仕組みではたとえば積雪で道路が埋まってしまったり濃い霧に包まれたりした場合、そして照明条件の問題などで道路や周囲のオブジェクト認識精度が著しく低下するケースがあります。MITコンピュータ科学・人工知能研究所(MIT CSAIL)は、このLiDARの弱点を埋めるためにGround Penetrating Radar(地中レーダー探査:GPR)と称する技術を組み合わせる方法を開発しました。

積雪や悪天候でも道路を見失わない自動運転技術(Engadget 日本版)

 

 

Tagged on: ,