【カルチャー】電動部品「駆動用モーター」】ハイブリッドや電気自動車を動かす心臓部の仕組み

HEVやEVなどの電動システムを構成する主要部品は、駆動用モーターとモーターを動かすインバーター、電池の3つの要素に分けることができます。このうちのモーターは、現在永久磁石同期モーターが主流となっています。電動車で多用されている永久磁石同期モーターを中心に、駆動用モーターについて解説していきます。電動車の駆動用モーターとしては、高出力対応ができ制御性の高いACモーターが使われます。またACモーターの中では、小型軽量で効率がもっとも高い永久磁石同期モーターが主流です。永久磁石同期モーターは、ローターに永久磁石を使い、周りのステーターはコイルを巻いた電磁石で構成します。コイルに3相の交流電流を流すことによって、回転磁界が作られ回転します。永久磁石には、磁力の強いネオジムや添加するジスプロシウムなどの高価なレアアース(希土類元素)を使用しています。課題は、これらのレアアースの生産が中国に集中しているため、コストと調達のリスクがあることです。

【自動車用語辞典:電動部品「駆動用モーター」】ハイブリッドや電気自動車を動かす心臓部の仕組み(clicccar.com)

 

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