【施策・自動運転】自動運転の記録義務付け 事故時の運転主体、明確に

国土交通省は26日、自動運転車の安全性を確保するための新たな保安基準の概要を明らかにした。自動運転車が事故を起こした際に原因を特定できるよう、自動運転機能をオン、オフした時刻を記録する装置などの搭載を義務付ける。政府は2020年に自動運転を実用化する目標を掲げており、同年4月に新保安基準を施行する。自動車の安全対策に関する有識者らの検討会で、道路運送車両法に基づく保安基準などの改正案を示した。12月にもパブリックコメントを募る。国交省は自動運転車が事故を起こした場合などを想定し、運転していたのが人なのか、コンピューターなのかを明確に記録する必要があると判断。自動運転から人による運転に引き継がれた時刻や、引き継がれた要因などを記録する装置の搭載を求める。データの保存期間は今後詰める。

自動運転の記録義務付け 事故時の運転主体、明確に(日本経済新聞)

 

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