【新技術・自動運転】パイオニアがメカレスLiDARによる自動運転試乗を実施

パイオニアは10月1日、自動運転関連の新たな事業会社「パイオニア・スマートセンシングイノベーションズ」を設立。シンガポールの自動運転技術開発企業MooVita社とともに、パイオニア製「3D-LiDAR」を搭載した自動運転シャトルバスをITS世界会議2019で公開した。「3D-LiDAR」は、放出したレーザー光で対象物までの距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイムで立体的に把握でき、その特性は自動運転レベル3以上で貢献することで知られる。ただ、これまで主流となっていたのはレーザー光でスキャンするのに回転部があったため、小型化が難しく耐久性に乏しいという弱点があった。そこで新たな流れとなっているのが、その弱点を克服するためにレーザー光の走査に可動部を持たなくした“メカレス”LiDARである。

パイオニアがメカレスLiDARによる自動運転試乗を実施、2020年量産化に向け…ITS世界会議2019(レスポンス)

 

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