【話題・自動運転】自動運転で揺れる車の整備市場、純正品以外は保証なしか

衝突回避技術の急速な発達に伴い、自動車メーカーとカー用品店の間で修理の安全性をめぐる新たな衝突が生じるようになっている。自動車の整備や修理を行うアフターマーケットの規模はおよそ8000億ドル。メーカーと用品店のあつれきは、この巨大市場の主導権をめぐる争いにもなっている。車線維持支援、自動ブレーキ、死角監視などのシステムが空前の進化を遂げていることを踏まえて、多くの自動車メーカーは、純正パーツや自社系列ディーラーによる修理でなければ安全性は確保できないと主張している。これに対して、現在ではアフターマーケットで優位に立っている独立系のカー用品店やサプライヤーは強く反発。純正品・サービスの数分の1のコストでパーツの製造や自動車の修理ができる自分たちが締め出されるのはおかしい、という言い分だ。

自動運転で揺れる車の整備市場、純正品以外は保証なしか(ロイター)

 

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