【未来】量子計算機・空飛ぶ車… 2040年に実現する未来技術は

2035年に実用的な性能を持った次世代計算機「量子コンピューター」が実現し、33年には「空飛ぶ車」が都市部で人を運ぶ――。こんな未来の科学技術の予測を文部科学省の科学技術・学術政策研究所がまとめた。専門家約5300人への調査などを基に2040年の未来像を描き、約700の科学技術が普及する時期などを分析した。政府は分析結果を科学政策の議論に役立てる。同研究所は1日、「科学技術予測調査」の報告書を公表した。調査は1971年に始まり、今回が11回目。2050年までの約30年間を展望し、40年の未来像を描くことを目指した。専門家が将来的に重要だと選んだ702の研究テーマについては、大学や企業の研究者ら5352人に実現の見通しや重要度、日本の国際競争力などをアンケート調査した。

量子計算機・空飛ぶ車… 2040年に実現する未来技術は(日本経済新聞)

 

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