【2019モーターショー】「自動運転やシェアリングで我々に何ができるかハッキリ見えた」、ドコモが東京モーターショーに初出展した理由

NTTドコモが今年、東京モーターショーに出展した最大の理由は、「自動運転やカーシェアリングの流れが今後加速していく中でドコモとしてできることが何かハッキリ見えてきた」(説明員)からである。例えば、最近、あおり運転などが問題になる中で、クルマにドライブレコーダーを付ける流れが強まりつつあり、ドライブレコーダーで記録したデータをどう送り、どう処理するかといった通信関連技術の重要性が高まってきている。こうした局面をはじめ、自動運転やカーシェアリングなどのさまざまな領域において、ドコモとして貢献できるアセット(資産)がたくさんあるという。同社としては、人工知能(AI)なども活用して、クルマに関するサービスをどんどん作っていく方針である。自動車にどんどん通信の技術が入っていく中で、「最も大きなゲームチェンジが起きているのがクルマである」(説明員)。

「自動運転やシェアリングで我々に何ができるかハッキリ見えた」、ドコモが東京モーターショーに初出展した理由(日経XTECH)