【企業・自動運転】自動運転技術の完成度は道半ば=デンソー幹部

デンソーの自動運転技術の開発拠点「グローバル・R&D・トーキョー」(東京・港)を総括する執行職の隈部肇氏がロイターのインタビューに応じ、目標とする自動運転技術の完成度は「まだ道半ば」との認識を示した。自動運転の社会実装に向けた法整備や国際的なルールづくりが進められているが、「法規制がクリアできれば、すぐに自動運転車を出せるという技術レベルにはまだ来ていない」と語った。デンソーの開発拠点ではまず、0から5までにレベル分けされる自動運転技術のうち、一般道における乗用車の「レベル2」(部分的な運転支援)から「レベル3」(条件付き運転自動化)、タクシーや小型バスのエリアを限定したドライバー不要の完全自動運転「レベル4」に注力し、2020年代からの普及を目指している。

自動運転技術の完成度は道半ば=デンソー幹部(ロイター)

 

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