排ガスの出ない電気自動車(EV)タクシーが、県内で走り始めた。最多の4台を所有する「日野交通」(横浜市鶴見区)は、充電器も設置し「環境、福祉面で貢献したい」と期待を込める。「地球と人にやさしい」がEVタクシーの標語。水色の車体には白いカモメと電気プラグがデザインされている。日産自動車の「リーフ」で、22社が3月上旬までに計35台を走らせる。ガソリン車の排出する二酸化炭素(CO2)を1台あたり年間6万キロの走行で約8トン削減できる。障害者には料金を2年間2割引きする。ガソリン車に比べ連続走行距離が160キロ前後と短く、充電設備が必要となる。
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