【話題・スマートグリッド】太陽光の電力をEVでフル活用、京セラらが再エネ「需給一体型」ビジネス」を実証へ

京セラと中国・深圳市の電気自動車メーカー比亜迪(BYD)の日本法人ビーワイディージャパン(BYDジャパン)は、京セラの太陽光発電システムで発電した電力を、BYDジャパンのEVバスなどに活用する「需給一体型」の新たなビジネスモデルの構築に向けた協業を開始すると発表した。2019年6月から開始する。「需給一体型」とは、発電と消費をセットにして需給バランスを担保しながら、発電された再エネ電気を100%有効活用するモデル。協業では、京セラが再エネの提供に加え、VPP実証事業で培ったアグリゲーション技術を生かし電力需給バランスを最適に制御するEVバス向け充電管理システムの開発などを担当する。BYDジャパンは、小型EVバス、「J6(ジェイシックス)」など日本市場に最適なEVバスの提供とEVバス開発で培った知見を生かし、電力消費サイドからの課題抽出と解決に向けたコンサルティングを行う。

太陽光の電力をEVでフル活用、京セラらが再エネ「需給一体型」ビジネス」を実証へ(スマートジャパン)