【新技術・自動運転】土砂降りでも走れる自動運転、三菱電機が可能に

あまり知られていないことかもしれないが、自動運転車は雨や霧に弱い。これはセンサーが働きにくくなるためだ。このコラムでも何度か触れているが(例えば「自動運転用センサーで『ライダー』が台風の目に」や「大胆だけれど細心な日産の自動運転技術」を参照)、現在の自動運転車のセンサーで三種の神器と言われているのが「カメラ」「ミリ波レーダー」、それに「LiDAR(ライダー)」の3種類である。これらのセンサーは周囲の状況を知るのに光や電波を使っているのだが、雨や霧(そして雪も)は程度の差こそあれ、これらを遮ってしまう。このためセンサーの感度が下がってしまうわけだ。三菱電機は2月に報道関係者向けに開催した「研究開発成果披露会」で、天候に応じてこの3種類のセンサーからの情報を最適に組み合わせて判断する「悪天候に対応可能な車載向けセンシング技術」を開発した。

土砂降りでも走れる自動運転、三菱電機が可能に(日経ビジネス)

 

 

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