【話題・新技術】トヨタ自動車北海道、独自でスポーツEVを試作

苫小牧市のトヨタ自動車北海道(田中義克社長)が、電気自動車(EV)の研究に取り組んでいる。2010年9月に試作車を完成させ、テスト走行にも成功した。「一定の成果を上げることができた」という。トヨタ自動車北海道は、自動変速機を軸にトヨタ向け自動車部品を製造する会社で、研究は、将来的な普及拡大に備えEVの構造に理解を深めるのが狙いという。10年4月から技術開発室のエンジニア4人が中心となって試作した。トヨタの小型スポーツ車「MR―S」をモデルに、バッテリーやモーターなどEVの基幹部品は国内外のメーカーから調達し、エンジンを入れ替えた。効率よく走行させるため、ボディの一部にカーボンやダンボールを使うなどして軽量化を図った。

最高時速183キロ トヨタ北海道が電気自動車試作(苫小牧民報)

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