【企業・自動運転】期待の自動運転タクシー デモは卒業、商業化へ

車がないと不便な地域であるにも関わらず、タクシーも路線バスも消えていく——。交通弱者が日本に多数いることに直面した谷口社長。自動運転タクシーの構想が具体化したのは、このエピソードがきっかけだった。「交通弱者」を「交通楽者」にする——。その思いが谷口社長の自動運転タクシー実現の原動力となった。構想から1年後の2014年、ZMPは早々に自社開発の自動運転車両を使った公道実験を開始した。その後、神奈川県やZMPが本社を構える東京都文京区、東京オリンピック開催予定地である江東区などでもテスト走行を重ねた。その後の公道実験の規制緩和によって、無人の遠隔走行実験をお台場エリアで実施・成功させたのが2017年12月。これは無人テストとしては日本初の取り組みとなり、日本の自動運転史にとっても歴史的な瞬間となった。

【ZMP特集#2】「交通楽者」へ 期待の自動運転タクシー デモは卒業、商業化へ—AI自動運転最前線・イノベーション・自動車革命(自動運転LAB)

 

Tagged on: ,