【市場・海外】石油産業は電動バスの普及によって少なからず影響を受け始めている

バッテリーに蓄えた電気だけで走る電気自動車(EV)は、当然のことながら化石燃料を一切消費しません。電気自動車の普及が著しいと言われる中国では公共交通である乗り合いバスを電気自動車に移行させる動きが強まっており、それに伴って化石燃料の消費量が減少するという事態が起こっているとのことです。2010年代前半、ベルギーで開催された業界イベントで中国のEVメーカーBYD Co.が電気バスの初期モデルを公表したとき、集まった人々たちは「冗談だろ」と真面目に取り合おうとはしませんでした。その様子をBYDでヨーロッパ地域の戦略を担当するイズブランド・ホー氏は、「誰もがみな、BYDはオモチャを作ろうとしていると笑いました」と振り返ります。しかしそこから約7年がたった2018年、中国では電気バスが破竹の勢いで普及し続けています。

石油産業は電動バスの普及によって少なからず影響を受け始めている(Gigazine)

 

Tagged on: ,