【自動運転】「移動革命」もうすぐ身近に 自動運転・ドローンの官民シナリオ

第4次産業革命の一角を担う移動革命―。政府は2020年に無人自動走行による移動サービスを実現し、20年代には飛行ロボット(ドローン)が都市でも安全な荷物配送を本格化するシナリオを描く。人手不足や地方の高齢者など“移動弱者”をめぐる課題解消と同時に、新たなビジネスの創出が期待される。実現に向けた企業の取り組みも活発化している。JR東日本や自動運転システム開発の先進モビリティ(東京都目黒区)などは、宮城県東部を通る気仙沼線のバス輸送区間で19年から自動運転バスの走行実験を始める。路面の磁石に沿って走る「磁気マーカー」方式を使い、システムがすべての操作を担う「レベル4」の自動運転技術を検証する。少子高齢化で地域の公共交通維持が課題になる中、各地で自動運転技術の活用が加速している。

「移動革命」もうすぐ身近に 自動運転・ドローンの官民シナリオ(日刊工業新聞)

 

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