電気自動車（EV）用の大規模な充電網を構築する――。新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と日産自動車、兼松は2017年11月28日、米国カリフォルニア州においてEVの利用範囲を広げる実証事業を本格的に始めると発表した。同州内に25カ所、計55基の充電ステーションを設置。各拠点をネットワークでつなぎ、使いやすい仕組みをつくる。本実証事業は、NEDOのプロジェクトに日産自動車や兼松が参画して実現した。日産は急速充電器の設置や運用、さらにEVによる行動変化の分析などを担当する。兼松は、EV利用者向けの誘導情報サービスを提供すると共に、集めたビッグデータを使った新しい事業の検討を担う。
EV利用拡大へ、米国カリフォルニア州で実証事業が始動（日経テクノロジー）
米国カリフォルニア州でEV利用範囲拡大を目指す実証事業を本格始動（NEDOプレスリリース）
米カリフォルニア州で進む「電気自動車の行動範囲拡大実験」、本格化（環境ビジネス）