【新技術・電池】信大など、チーム部材開発 リチウム電池の長寿命化期待

信州大繊維学部(上田市)の国際ファイバー工学研究所など産学の研究チームは28日、微細な繊維「ナノファイバー」を使い、リチウムイオン電池の主要部材「セパレータ」を開発したと発表した。従来のセパレータよりも薄く、電池の寿命を5割程度延ばせる可能性があるという。実用化すれば、電気自動車(EV)の性能向上などが期待できるとしている。リチウムイオン電池は、電解液で満たした正極と負極の間をリチウムイオンが行き来して充放電する。セパレータは正極と負極を仕切って両極の接触を防ぐとともに、リチウムイオンを行き来させる役割がある。現在は、ポリエチレンなどの樹脂を使ったフィルム状のセパレータが主流という。

リチウム電池の長寿命化期待 信大などチーム部材開発(信毎web)

 

 

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