三好市は、観光客に大歩危・祖谷地域を広く周遊してもらおうと、２人乗りの超小型電気自動車（ＥＶ）を貸し出す実証実験を始めた。車体はＪＲ大歩危駅を発着する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」をイメージしたデザインを採用。大歩危を訪れた乗客らにアピールする。超小型ＥＶは全長２・３４メートル、幅１・２３メートル、高さ１・４５メートル。最高時速は約８０キロで、約４時間の充電で約１００キロ走行が可能という。運転には普通免許が必要。現在は国の認可を得れば公道を走ることができ、全国の観光地などでの活用が進む。