【企業】BMWとダイムラー、「打倒テスラ」で真逆の戦略

ドイツの自動車大手BMWとダイムラーの製品や生産台数は似通っているが、自動車の未来に賭ける両社の姿勢は極端に異なる。歴史的に両社の最優良顧客だった裕福かつステータスを求める米国人の間で、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの製品が人気を博している。これを受け、BMWとダイムラーは昨年、新たなEV戦略の発表を促された。電池だけで走る純粋なEVであれ新旧の技術を組み合わせたプラグインハイブリッド車(PHV)であれ、両社は今や電気で動く自動車が2025年に販売台数の15〜25%を占めると予想している。こうした業界の技術的挑戦を、両社は頭文字を組み替えたフレーズで表現している。ダイムラーが掲げる「CASE」は「コネクテッド(connected=インターネットに接続した)、自律走行(autonomous)、共有とサービス(shared and service)、電気(electric)」の頭文字を組み合わせたもの。一方、BMWが掲げる「ACES」はこれらの入れ替えにすぎない。

BMWとダイムラー、「打倒テスラ」で真逆の戦略(ウォールストリートジャーナル)

EV版“スマート”に見るダイムラーの近未来戦略(日経ビジネス)

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