【企業】日産「新型ノート」が狙う打倒トヨタとEVの再復活

新型ノートの狙いは、競争が最も激しいコンパクトカー市場のてこ入れだ。このクラスの最大のライバルには、トヨタ自動車のHV「アクア」が存在する。2016年度上半期の国内販売では、アクアが8万台に対して、旧型ノートはその半分の4万台。もはやHVなしにこのセグメントで競争することは難しい。日産は新型ノートの燃費と価格を、アクアのそれらとほぼ同じ水準に設定することで、この市場での巻き返しを図り、不調が続いた日本市場での存在感を取り戻す考えだ。しかし、それだけではない。実は、e-POWERの真の狙いは、リーフに代表されるEVの再復活である。というのも、リーフの世界累計販売台数は23万台と、全EVの中で断トツの台数を誇るが、11年に発表した中期経営計画でのルノー・日産のEV全体の目標販売台数である150万台には、遠く及ばない。

日産「新型ノート」が狙う打倒トヨタとEVの再復活(ダイヤモンドオンライン)

 

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