【話題】ドイツの大学院生チーム、約1万1,000km/L相当の電力消費率でギネス世界記録

ドイツの大学院生チームが、驚異的な電力消費率を達成するクルマを製作した。もしも大陸間を結ぶ道路があるとしたら、1ガロン(約3.8L)相当のエネルギーだけで地球を一周できるほどの効率だ。この性能は約1,200マイル(約1,931km)の距離を走行して実証されたが、これはニューヨークからマイアミまでの距離にほぼ匹敵する。ドイツの独創性の高さをあらためて感じさせられたニュースだ。ミュンヘン工科大学(TUM)の「TUfast Eco Team」は7月16日、開発した水滴型の電気自動車を、バイエルンにあるアウディのテスト・コースに持ち込み、できるだけ少ない電力でどこまで走行できるかに挑戦した。あちこち微調整を行いながら、TUfastチームはこの小さなクルマで勾配のあるコースを走り続け、1,232km/kWhという電力消費率を達成。ガソリン等価換算燃費にすると、2万6,135mpg(1万956km/L)のクルマということになる。そして見事、「最も電力消費率に優れた電気自動車」のギネス世界記録に認定された。

【ビデオ】ドイツの大学院生チームが製作した電気自動車が、約1万1,000km/L相当の電力消費率でギネス世界記録を達成(auto blog)

 

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